定時社員総会
この4月から兵庫県助産師会と西宮市助産師会に入会し、
本日はその社員総会に参加させていただきました。
ご来賓の方からの、周産期におけるご講演もあり、
周産期を取り巻く様々な問題と今後の展望などについて、
活発な意見が交わされ、大変勉強になりました。
また、地域でご活躍の先輩助産師の皆さまにも紹介していただき、
貴重なご縁をいただけました。
さまざまなご指導をいただきながら、
地域の母子保健やさまざまなライフサイクルにある女性に寄り添いたいと、
気持ちを新たにさせていただけました。
本当にありがとうございました。
写真は西宮市の北、鷲林寺のTAOKA COFFEE、大好きな場所です。

*神戸・芦屋・西宮*女性とマタニティのための鍼灸サロンはLiliumへ
「ママそら関西×阪神梅田本店」5月開催セミナーのお知らせ

阪梅田本店6階ファミリーライフスタイルのフロア、パークイベントスペースでは、
ママそら関西さんのステキなセミナーやイベントが開催されています。
5月は、新しい講座
「マタニティさん集まれ!助産師さんとのお話し会 ~出産前に知りたいこと~」が
開催されるということで、私が講師として呼んでいただけることになりました。
本当にありがとうございます。
妊娠全期を通して、気になること、知りたいことなどを、お茶とお菓子をいただきながら
語り合い、交流を深めていきませんか?
どうぞよろしくお願いします。
日時
5月5日 金曜日(こどもの日)
1回目 11時~12時
2回目 14時~15時
参加費
1.100円(税込)
定員
各回6組
お申込みページ
https://hhinfo.jp/entry/hanshinhonten/event/detail/aoi202305/fam
ママそら関西さんのイベントページはこちら
https://mamasola.net/?p=78610
*神戸・芦屋・西宮*女性とマタニティのための鍼灸サロンはLiliumへ
最新のご予約可能日のお知らせ

5月3日(水)10時~12時 14時~16時
5月6日 (土)10時~18時
5月7日(日)10時~18時
5月8日(月)16時~18時
5月12日(金)16時~18時
5月15日(月)16時~18時
5月20日(土)14時~18時
5月22日(月)16時~18時
しばらくほぼ土日祝のみの営業になります。
上記のカレンダーと記述では、少し変化があります。
ご予約状況により、30分程度のお時間の変更は可能です。
先にご予約が埋まる場合がございます。どうぞご了承ください。
上記以外のお日にちについては、メールにてお問い合わせください。
*神戸・芦屋・西宮のマタニティと女性のための鍼灸サロン Lilium*
妊娠中の体重増加について
従来、妊婦さんの体重増加はありがちなことでした。
おばあちゃんやお母さんなどが、妊婦さんに「二人分食べるのよ」なんておっしゃって、いっぱい食事を作って、妊婦さんもつわりが治まるとうれしくってついつい食べてしまい、妊婦健診の時に助産師から叱られてしまう、という光景が見られていました。
助産師が妊婦さんに注意するのは、体重増加による妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、難産のリスクが高くなるためでした。
でもここ最近、妊娠による生理的な体重増加を下回る妊婦さんが増えています。
様々な理由があると思いますが、妊娠中であるにもかかわらず、過剰なダイエットによって、さまざまにリスクのある妊娠経過となってしまうのです。
主には切迫早産やベビーの発育不全などです。
そして胎児期に長期にわたって低栄養にさらされた赤ちゃんは、生活習慣病の素因がつくられ、将来2型糖尿病や血管障害(脳血管障害・心血管障害)を発症させるリスクが高いといわれています。
実際、妊娠期間中に全く体重が増加しなかった妊婦さんがいらっしゃいました。
そのかたに赤ちゃんやご自身の健康、妊娠・出産におけるリスクなどをいくら説明しても聞き入れられず、出産後、赤ちゃんは、細胞の働きや神経・筋肉の働きなど、身体の恒常性を保つための電解質が異常をきたしてしまっていることがわかりました。
この例は極端ですが、このようなことから2019年には日本産科婦人科学会より「妊娠中の体重増加の目安」が改訂されました。
BMI | 体重増加量のめやす |
<18.5 | 12~15㎏ |
18.5≦~25 | 10~13㎏ |
25≦~<30 | 7~10㎏ |
30≦ | 個別対応 |
そして単に体重増加だけでなく、増加した体重の内容が、脂肪・水分・胎児のどれによるものなのか、栄養バランスは整っているかということを、妊婦健診の血圧測定や血液検査などで評価しています。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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妊婦健診での超音波検査
産科では超音波検査(エコー検査)は本当に便利なもので、これによりたくさんの情報を得ることができます。
妊婦さんたちも、超音波検査の時は、担当医と和やかに話をしながら、エコー画面に映しだされる赤ちゃんの様子を見ています。
妊娠初期には必ず確認しないといけないことがいろいろあります。
妊娠が正常に経過するかは、まず、受精卵がきちんと子宮内腔に着床しているかどうかを確認することから始まります。それで初めて正常妊娠といえます。
そして、赤ちゃんの心拍があるかどうか、赤ちゃんは何人いるか、そして、赤ちゃんの大きさはどれくらいかも確認します。
かつては、最終月経から妊娠週数や予定日を算出していましたが、今は超音波検査で赤ちゃんの大きさを測定することで妊娠週数や予定日が算出されます。
それは、たまに着床月経なのか、月経なのかわからない方もいらっしゃり、そのような場合は妊娠週数が約1ヶ月ちかくずれることになります。
そのような誤差をなくすために、胎児の発育に個体差がほとんどない妊娠初期に、超音波で胎児の頭の大きさや、お尻の先から頭の先までの長さを測ることで妊娠週数を正確に知ることができるのです。
妊娠中期以降の超音波は主に、赤ちゃんの発育を確認したり、内臓や背骨の形に異常がないかどうかを確認します。
またお母さんの子宮頚管長を測って、早産のリスクがないかどうかを確認したりします。
そして、胎盤の位置が正しい位置にあるかどうかも確認してゆきます。
超音波検査をする週数は大体決まっているのですが、お母さんたちの安心につながるように、毎回の妊婦健診で赤ちゃんの様子を見せてくれる施設もあります。
また、施設によっては超音波検査をするのは、助産師である場合もあります。
赤ちゃんのこと、ご自分のことで不安なことがある場合は、ためらわず医師や助産師に相談してみましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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妊婦健診を受けましょう
妊婦健診はおなかの赤ちゃんの成長や、お母さんの健康状態を定期的に確認していくために、とても大切な健診です。
妊婦健診では医師が行う内診や超音波検査、臨床検査(血液検査・膣分泌検査・体重・血圧・腹囲・子宮底長・NSTなど)があります。
また病院によっては、助産師外来による保健指導があり、より細かな妊娠中の生活面やご自分のこと、赤ちゃんのことに対する不安や悩みなどを相談できます。
もともと健康な方でも、妊娠することによって妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病など、妊娠にまつわる独特の疾患が発症することもありますし、流産や早産などが急に起こることもあります。
そのような疾患を早期発見し、予防するためにも妊婦健診はとても大切なものです。
私が病院で勤務していたころ、突然、自分のお腹に赤ちゃんがいることがわかり、そのままお産になった方がいらっしゃいました。その方は病院の近隣にお住まいの方ではなく、遠い東北の方でした。
「なぜ、そんな遠くの方が?」と思われるでしょう。
その方は旦那様と一緒に旅行中で、近畿に遊びに来られていたところ、急に腹痛に襲われ、当時、私が勤務していた病院の内科を受診されたのでした。
内科医師は腹痛の原因を調べるべく、レントゲンを撮ったところ、お腹に赤ちゃんの骨が!
すぐに産婦人科に紹介になりました。
産科の先生たちもびっくりしていました。お母さんの状態も、赤ちゃんの状態も、全く何の情報もない状態で、陣痛らしき腹痛が起こっているのですから。
可能な限りのさまざまな検査が行われ、お母さんの全身状態や感染症、赤ちゃんの状態、頭の大きさ、心臓や様々な内臓の形状、羊水の量、胎盤の状態なども細かくチェックされ、その腹痛は陣痛ではないかということになりました。
そして母児とも元気に分娩に至りました。
そのご夫婦には長い間赤ちゃんが授からず、もうあきらめてご夫婦で楽しく暮らそうと、さまざまなところへ旅行をしていたということでした。
このお母さんと赤ちゃんは無事にお産になりましたが、妊婦健診を受けていなければ、妊娠経過がわからず、医療機関として注意しなければならないお母さんや赤ちゃんの疾患に対処できない可能性が考えられます。
それは非常に危険なお産になってしまいます。
妊婦健診は、妊娠初期から妊娠23週までは4週に1回、妊娠24週から妊娠35週までは2週に1回、妊娠36週以降分娩までは毎週、というよう勧められています。お母さんと赤ちゃんの安全と健康を守るためには、定期的な妊婦健診は必ず受けましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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妊娠初期の出血②~切迫流産~
切迫流産は、流産には至っていませんが、流産の危険にある状態のことをいいます。
このとき、赤ちゃんは子宮内にあり、心拍があります。
症状は少量の性器出血や、軽度の下腹部痛、お腹の張り感、腰痛などです。
妊娠初期には、治療法として有効な手段はなく、
胎児の器官形成期(脳・神経・脊椎や各種臓器手足などの器官が作られる時期)でもあるため、
薬物療法も行いません。
そのために母体としては安静臥床をして過ごします。
そして、流産とは妊娠22週までの妊娠の中断をいいます。
流産には、妊娠12週未満の早期流産と、妊娠12週以降22週未満の後期流産があります。
流産は妊娠の約15%に自然に起こり、
そのうち早期流産は13.3%、後期流産は1.6%に起こるといわれています。
流産の危険因子としては、喫煙・カフェイン摂取・アルコール摂取・肥満などが報告されています。
早期流産の多くは胎児側の原因によって起こります。
染色体異常が最も多く、生まれてきても胎外生活ができないためです。
後期流産は頸管無力症や絨毛膜羊膜炎など、母体側の原因で起こることが大半ですので、
治療の方法があります。
妊娠反応があり、子宮内に心拍が確認されたのち、少量の性器出血があったり、
下腹部痛やお腹のはり感、腰痛などがある場合には、
様子を見ないで早めにかかりつけの産科医に連絡をしましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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参考文献:病気がみえる⑩ 産科 メディックメディア

妊娠初期の出血①
妊娠中の出血は時期によってはよく起こりがちなものですが、
妊婦さんたちをとても心配にさせるものの一つです。
例えば妊娠初期の出血には以下のようなものがあります。
切迫流産・胞状奇胎・異所性妊娠などが主ですが、
今回は異所性妊娠のことを取り上げたいと思います。
異所性妊娠とは、受精卵が子宮の中の内膜以外に着床することをいいます。
以前は「子宮外妊娠」と呼ばれていました。
着床する部位によって卵管妊娠・卵巣妊娠・腹膜妊娠・腹腔妊娠・頚管妊娠などに分けられます。
原因は、クラミジアなどの感染症や子宮内膜症などによる卵管の癒着、
体外受精・肺移植や、子宮内避妊具(IUD)、人工妊娠中絶の既往などによる子宮環境の変化などです。
自然妊娠の1~2%に発生するといわれていますが、
クラミジアなどの性感染症の増加などによってその発生頻度は増加しています。
また、異所性妊娠の繰り返しは10%~15%にみられます。
症状は少量の性器出血、腹腔内にも出血していることがあります。
痛みは下腹部痛が先行し、下肢は肩・背中などに放散します。圧痛もあります。
そのほか、吐き気や嘔吐、腹部の緊満などもあるでしょう。
医療的にはこれらの症状のほか、妊娠反応検査(hCG測定)によって妊娠が確認され、経腟エコーで胎嚢(ごく初期で赤ちゃんの袋)が子宮体部内膜以外のところに認められるときに判断されます。
治療は、全身状態や、着床部位、次も妊娠を希望しているかどうかなどを総合的にみて決められます。
妊娠の可能性があり、生理が来ない、出血があったがごく少量で、下腹部が痛いなどというときは、
様子をみず、近くの産婦人科を受診しましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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参考文献:日本産科婦人科学会監修 Baby +
病気がみえる10 産科 メディックメディア

妊娠中の胸やけ

こんにちは!リリウムです。
今日は妊娠中に起こりがちな胸やけについてご説明したいと思います。
妊娠すると、妊娠を維持するためのプロゲステロンの分泌が上昇します。
すると平滑筋の働きが緩慢になるために胃の運動が緩慢になり、
胃の入り口の筋肉である胃噴門部括約筋が弛緩し、
胃酸や胃内容物が食道に逆流しやすくなってきます。
また、赤ちゃんが大きくなるにつれて、子宮が胃を下から圧迫します。
そして妊娠中は便秘も起こりやすく、このことも胃を圧迫する原因となります。
このような状況で、妊娠中は特に後期に胸やけが起こりやすくなります。
ではどのように対処すればいいでしょうか。
•脂肪分が多いし食べ物(揚げ物など)は控えるようにしましょう。
•とても冷たい食べ物も、胃が収縮する原因になります。
•胃の負担にならないようによく噛んで食べること。そして、3食と決めず少量ずつ分けて食べることも良い方法です。
•胃酸逆流を予防するため、夜間はセミファウラー位で寝るのもよいと思います。
•便秘は、歩くことで解消できます。毎日ウォーキングをしましょう。
•胸やけの症状を緩和するために、背中のマッサージをしてもらうのもいいですね。
鍼灸では胃を元気にするツボがあります。
それは内関というツボです。
内関は欧米では手術後の悪心・嘔吐やつわりなど予防としても活用されています。
内関のツボの探し方
手首の手のひら側にある横ジワの真ん中から指幅2本分ほど肘のほうに寄ったところで、2本の太い筋の間にあります。
親指で1~2分程度、圧迫した後、10~15回程度揉むと効果的です。

ご自宅で簡単にできますので、ぜひ、試してみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
*神戸・芦屋・西宮*女性とマタニティのための鍼灸サロンはLilium(リリウム)へ
参考文献:有森直子編 母性看護学Ⅱ 2022年 医歯薬出版

妊娠中の腰痛・背部痛

妊娠中のマイナートラブルで最も多い症状は、腰痛や背部痛です。
妊娠週数が進むにつれて、お腹の中の赤ちゃんが大きくなり、お母さんの立位の重心は前方に移動します。
すると、バランスをとるために反り腰になり、頸椎の湾曲が強くなり、骨盤の前傾も増大します。
そして背筋の緊張が起こります。
また、妊娠中はエストロゲンの増加やリラキシンの作用により、靱帯結合組織が柔らかくなります。
リラキシンとは、月経前や妊娠中から産褥3日ごろまで分泌される靱帯を弛緩させるホルモンのことです。
それは、お産に備えて赤ちゃんを娩出させるためには必要なことなのですが、同時に立位を支える骨盤や脊椎、下肢の支持組織の機能も低下します。
そのために筋肉や関節に余分な負担がかかり、腰痛が生じやすくなります。
また、妊娠中は大きくなったお腹によって動きも緩慢となりやすく、運動不足になりやすいのも腰痛の原因の一つです。
このように、妊娠中の腰痛は生理的にも起こりやすい症状の一つですが、産科的にはマイナートラブルととらえられ、運動や骨盤ベルトなどで対処するよう指導されることが多いようです。
腰痛や背部痛を予防するにはどうすればいいでしょうか。
・さらなる反り腰を予防し、姿勢を安定させるためにかかとの低い靴を履きましょう。
・座る姿勢、立つ姿勢は正しい姿勢を心がけましょう。横すわりや、片足に重心をかけて立つことは止めましょう。
・マタニティスイミングやマタニティヨガなど、下半身の運動によって筋肉を鍛えましょう。
・硬めの布団やマットレスを使用しましょう。
痛みがある場合には・・・
・マタニティガードルなどで腰部を支える。
・痛みのある所を温めたり、マッサージをする。
・湿布を使う場合は、妊娠中に使用してはいけない湿布もありますので、自己判断で湿布を使用せず、 担当の産婦人科医師に処方してもらいましょう。
・鍼やお灸も妊娠中の腰痛緩和には副作用もなく、有効です。一度お試しください。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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妊娠中のマイナートラブル~悪阻~

つわりの続きのお話です。
つわりはマイナートラブルの範疇を越える病的なものもあります。
それが「悪阻(おそ)」と呼ばれているものです。
悪阻(おそ)とは、
・つわり症状が増悪して、嘔吐を頻回に繰り返し、5%以上の体重減少を認めます。
・尿中ケトン(+)になる。 これは妊婦健診時の尿検査でわかります。
・脱水・飢餓状態。皮膚がシワシワ、身体がだるくて仕方がない。
このようなことになりましたら、入院により心身の安静と点滴栄養補給することになります。
鍼灸ではなく、定期健診を受けている産婦人科医に相談しましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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妊娠中のマイナートラブル~つわり~

つわりは、妊娠によって起こるムカムカや嘔吐などの消化器症状です。
妊娠5~6週から出現し、おおよそ12週~16週ごろには自然に消失します。
一過性のものが多く、50%~80%の妊婦が経験するといわれており、
初産婦に多いというのも特徴的です。
*どのような症状があるのでしょうか。
・胸のムカムカや嘔吐・唾液が増えること
・全身倦怠感
・食欲不振
・食べ物の好みが変わる などなど
*どのような対策がありますか。
・食べたいときに食べたいものを食べる
・家事や仕事で無理をしない
・朝起きた時にすぐに何かつまめるように、枕元に軽食を用意しておく
・外出時は空腹をさけ、糖分補給ができるようにする
妊娠やお仕事、家族の問題などの不安や精神的ストレスなどでもつわりはひどくなります。
心配なことは信頼できるどなたかに打ち明けてみるのも良いでしょう。
この時期は食事が十分に摂れていなくても、赤ちゃんはお母さんが備えている栄養で成長できます。
心配しないでくださいね。
鍼灸では、柔らかく心地よいお灸や、刺さない鍼によるマッサージなどによって
症状が改善することがあります。
ぜひ、ご相談ください。
最後までお読みくださりありがとうございました。
*神戸・芦屋・西宮*女性とマタニティのため鍼灸サロンはLilium(リリウム)へ

妊娠中のマイナートラブル

こんにちは!リリウムです。
今日は妊娠中のマイナートラブルのことについてふれたいと思います。
妊娠中は子宮の増大に伴う身体の劇的な変化、循環血液量の増大、ホルモンバランスの変化によって、身体的にさまざまな不快な症状が現れやすくなります。
例えば、つわり、肩凝り、腰痛、足のむくみ、夜眠れない、手首がこわばる、食欲がない、胸やけ、便秘、頻尿など、さまざまで人によって感じ方も違います。
このような不快症状を「マイナートラブル」といい、病気や合併症によって起こるものではなく、生活習慣の改善や、セルフケアなどによって対処できるものもあります。
私も助産師外来で多く、このような症状を訴えるお母さんたちに出会ってきました。
その度ごとに症状を緩和させるような対処をお伝えしてきましたが、鍼灸の国家資格を取ってからは鍼やお灸の心地よいツボ刺激も、しっかりと充分に効果を発揮することを学びました。
しかも薬のように副作用がなく、女性の身体に優しいので妊娠中にはぴったりの対処法だと思います。
それをこれから少しずつご紹介していこうと思います。
よろしくお願いします。
*神戸・芦屋・西宮*女性とマタニティのための鍼灸サロンはLilium(リリウム)へ

基礎体温を測りましょう

基礎体温ってよく聞きますね。
基礎体温って何でしょうか。
基礎体温とは
基礎体温とは、起床時の安静な状態で測定した体温のことです。
体温は、運動や食事、感情の起伏、基礎代謝などが影響しています。
基礎体温はこれら体温に影響を与えるようないろいろな条件を避けて測定した体温のことをさし、生命維持のための最低限の体温のことを言います。
何のために測るの?
基礎体温を測定することで、卵巣機能の状態を知ることができます。
排卵の有無、卵胞期、黄体期の長短などの黄体機能の状態、妊娠の早期診断などがおおよその感じでわかります。
つまり、
*妊娠をご希望のご夫婦が性交のタイミングを取るとき
*避妊の参考
*月経不順の原因を調べたいときや経過観察 など
このようなときだけではなく、
ホルモンバランスの状態がわかり、体調管理に役立ちます。
基礎体温は簡単で低コストに測定できます。
上記のようなお悩みがあり、婦人科を受診されるときはぜひ基礎体温をつけて受診されることをお勧めいたします。
慣れないうちは、測り方によって数値が安定しないこともありますので、できれば2~3クールは測定して大まかなリズムをつかみ、医師に相談しましょう。
基礎体温の特徴
女性は排卵によって基礎体温が低温相と高温相の2相性を示します。
その差はおよそ0.4℃で、これは黄体ホルモンの発熱作用によるものです。
基礎体温のはかり方
通常、熟睡後の覚醒時体温を、婦人科体温計を使って舌下で測り、基礎体温表に記録します。
測定できなかった日があった場合は、空白にしておき、前後の記録を線で結ぶことはしません。
特に体温に影響をするような事柄があった場合、例えば「風邪をひいてしまった」などという場合は、そのことを記録しておきましょう。
毎日決まった時間に測定するのが望ましいのですが、夜勤をしている、もしくは前の晩に夜更かしをしてその時間に測れなかった、などという場合は、最低でも4時間以上眠った後で計測しましょう。
妊娠の確認
妊娠が成立して妊娠黄体ができると、高温相が妊娠13週から16週ごろまで持続します。
月経黄体は通常、約14日間なので、排卵後高温相が18日以上持続すると、妊娠である可能性が高く、21日以上持続するとほぼ確実に妊娠であると考えられます。
ただし、病的に基礎体温の高温が持続することもありますので、これだけでは確実な妊娠兆候とは言えません。
最後までお読みくださりありがとうございました。
*神戸・芦屋・西宮*女性とマタニティのための鍼灸サロンはLilium(リリウム)へ

Liliumのご紹介
こんにちは!リリウムです。
わたしは西宮市の西のはしっこ、香櫨園という地域で、自宅サロンを開業しています。
今日は、サロンの周囲の環境をご紹介しますね。
周囲は住宅街で、比較的静かなところです。
最寄り駅は、阪神香櫨園駅です。

そこから少し南へ歩くと夙川と夙川公園があります。
夙川沿いには桜並木がずっと山まで連なり、春になるとそれはそれは美しいです。
遠方からもたくさんの方が、お花見にやってきます。

夙川沿いを南に下るとすぐに香櫨園浜が見えます。
ヨットやジェットスキーなどのマリンスポーツを楽しむ人や、テニス場などもあります。
夕方になると、夕陽がとても美しいです。
わたしも夕方にはよくここをお散歩しています。
香櫨園は、とっても環境の良いところです!
ぜひともお一度お越しくださいね!


最後までお読みくださりありがとうございました。
*神戸・芦屋・西宮*女性とマタニティのための鍼灸サロンはLiliumへ
こんにちは!

はじめまして、Liliumです。
皆さまにお役に立つようなブログを書いてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
朝晩、とても肌寒くなってまいりました。
どうぞ皆さま、ご自愛ください。